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大学生

学部ごとの千葉大生のイメージを書いてみる(工学部編)

はじめに

本記事は、千葉大学を卒業しようとしている3月に、暇をもてあました大学4年生が書いています。千葉大で得た情報、イメージ、その他色々なことを、何回かのブログ記事として書き残しました。

千葉大を検討している高校生や、千葉大に入学した新1年生に向けて、なんか役に立つかもしれない私見をいろいろと紹介していきます。

この記事について

今回は、4年間で会ってきた多くの千葉大生のイメージから、それぞれの学部学科についての超個人的印象を書いていきます。

もちろん、僕の見てきたサンプル数は極めて少ないので、あまり参考にならないということを事前にことわっておきます。在学生のセルフイメージとも異なっているかもしれません。あくまで個人的な観測範囲内での印象であるということです。なお、統計的情報は千葉大公式HPを参考にしています。

1記事が予想より長くなってしまったので、さらに何回かに分けたいと思います。残りの記事は以下にあります。

 

 

工学部

僕自身も所属する、工学部について。

工学部は、1学年700人もいる。全体の1学年の人数が2500人くらいなので、4人に1人以上が工学部。見た目の特徴としては、眼鏡をかけているか、髪を染めていない男が歩いていたら、そいつは高確率で工学部である。

工学部の研究室・講義室は大学の東側に寄っている。授業が基礎や教養のうちは、大学の中心らへんの大講義室を使う。しかし、授業が専門的になるにつれて、学生は活動場所を東側に移していき、他学部から観測されなくなる。工学部の人たちがコースごとの個性を出しはじめるのはそれ以降なので、他学部の人にとっては工学部生のコースは見分けがつかない。

建築学

 建築の人たちは、早いうちから東エリアで活動している印象がある。なぜなら、実習があるから。東エリアで、自作の建築模型を大事そうに運んでいる姿をよく見る。製図用のバカでかい道具を背負っている。あと、留学生も結構多くいるイメージがある。他に建築学科のある総合大学ってあまり聞かないし、海外からも人気のコースなのかも。かなり忙しそう。

都市環境システム

略して都市環。千葉大には地球環境を観測するための立派な施設「リモートセンシングセンター」があり、それを使って理学部地惑や情報工学コースの人たちと地球環境の解析をしている。たぶん、それが「環境システム」の人たちで、他にも「都市システム」サイドの人たちもいるはず。ここに来る人たちは、高校時代にずば抜けた得意科目がなく、全般的にできたようなタイプが多い印象がある。オールマイティな頭のよさがある感じ。

デザイン

工学部の女子率底上げ担当大臣。デザ科の人たちは男女問わずに服装や髪の色で分かる。東エリアにいるおしゃれで髪を染めている人たちは大体デザ科。ミスコンの運営に携わっていたり、大祭で企画を運営したりと、お祭り方面も頑張っている。きらびやかな印象の反面、課題が忙しく、魔剤キメて徹夜して死にそうになりながら課題をやっている。

機械工学

東エリアの最東端には、レーシングカーのコースや、車の加工場があり、きっと彼らはいつもそこにいるのだろう。たまに大学内をやたら車高の低い車が走っていることがあり、それも彼らの自作なのかもしれない。また、同様にR2D2みたいな形状のロボットを連れて歩いている姿も見かける。構内の地図を作って自動運転に取り組んでいるらしい。物理だけじゃなく機械が好きじゃないときつそう。

医工学

医療で使う機械を作っている。医療関係の研究はお金がもらえやすいので、全体的に潤っていてリッチな印象がある。学生の特徴としては、真面目な理系という感じ。都市環よりも理系寄りで、高校時代は理数系が全般的に良かったのだろうという印象。千葉大病院や、近所の放射線医学研究所と共同研究するケースが多いからか、真面目にやらざるをえない環境であるようだ。

電気電子工学

頭がいい人が多い印象。数学と物理のセンスが圧倒的に必要な学科なので、他の方面にもその賢さを発揮しているような人たち。コンピュータを原理レベルで理解することができるので、そのままプログラミングにも手を出して、ハードとソフトの何でも屋さんになる人もけっこういそう。とにかくかしこい。

物質科学

高校時代は化学が得意だったけど、「科学」寄りのことをしたい、みたいな人が多そう。見た目もあまり工学部っぽく見えない。ただ、「科学」とは名ばかりで実際は普通に化学をやっているようだ。都市環の人たちとあまり見分けがつかない。共生でないことはなんか分かる。「ナノサイエンス」と「画像科学」でまたタイプが分かれそう。

共生応用化学

通称「共生」。こっちはもう化学が得意で、大学でも化学をやりたいって人が来ている。工学部だから就職も良いという判断で、理学部化学科でなく共生なのだろう。なんでか知らないけど、周りの共生は全員が元運動部だった。なので、僕の中では文武両道してる人が多いという印象。

情報工学コース

僕はここに所属している。このコースといえば、女子中学生誘拐監禁事件の犯人を輩出したことで有名。ここのイメージはそれに引っ張られてしまい、犯罪者扱いのイジりを受けるし、もちろん自分でネタにもする。最近は風化しつつあるのかも?学生はアニメ、ゲーム、ネットに詳しく、常にPCを持ち歩いている。あらゆる課題がPCを使うため、図書館の共用PCスペースで虚ろな顔をして長時間にわたって作業をしていることもしばしば。

 

まとめ

長くなってしまったので今回は工学部だけで終わりにします。重ねてことわっておきますが、これらはただの狭い観測範囲における私見です。正しいのは情報工学コースだけです。

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