「安田純平さん解放」のニュースが移ろい収束した
いまTwitterを騒がせているニュースは、なんといってもこちらである。
解放の一報が入った10/24時点では、それほど大きな話題ではなかった。しかし、だんだんと「自己責任論」への批判ツイートが回ってきた。
どう考えても加害者側が100%悪いレイプ事件でも、女性の落ち度を云々する信じられない感覚の人間が居るから、安田純平さんの件を自己責任で片付けようとしてくる連中が沢山いるのは頷けるが、しかしまあ、とんだ「美しい国」だよ。この国は。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年10月27日
ツイートこそ人目を惹く文章であるが、「自己責任で片付けようとしてくる連中」というのが実際にどれほどいるのかは分からない。もしかしたらいつものような藁人形論法かもしれない。
また、このような「海外の反応」系のツイートもRTを多く稼いだ。
シリアで拘束された安田さんに対して酷いバッシングが始まった。フランス人からすると、全く理解出来ない現象です。#安田純平
— Karyn NISHI-POUPEE🔊 (@karyn_nishi) 2018年10月24日
「自己責任論」を唱える人々に対して賛否両論が起こり始めた。テレビでも著名人がコメントしだして、どう収束するのか興味深く見守っていた。すると、11/2に、氏による記者会見が開かれることになったのだった。
記者会見では、監禁の内容が想像と違ったため、Twitterでの議論が増加・複雑化してTLを埋め尽くした。
【速報】安田純平「毎日スイーツとご飯が出てテレビを見て過ごした」
— netgeek (@netgeek_0915) 2018年11月2日
人質というよりホームステイ。 pic.twitter.com/PaFT5lQBJk
さて、ここまでの文章は11月の頭に書いていたものだ。話題がホットな時期に記事を書いてupすれば、誰かの目に留まるんじゃね?と安易に考えたのだ。
今は11月29日である。
続きを書こうという気にならず、溜め込んで数日でこの話題が去ってしまって、もうノートに挟まった消しカスみたいに、ずっと放置してしまったのだ。
ここまで書いた、存在している文章への供養のために。結論がなくても、結末が途切れても、編んでしまったのだから、上げてしまおう。
下書きボックスに溜め込むくらいなら、インターネットの海に灰を撒いてしまおう。
不完全燃焼の結果としての灰燼みたいな文章を、僕は公開してしまう。